予備試験ルートと法科大学院ルート、どっちがおすすめ?
司法試験合格を目指していて、予備試験ルートか法科大学院ルートどちらがいいのか悩む方もいるのではないでしょうか。このページでは、予備試験ルートか法科大学院ルートどちらがおすすめかについて解説しています。大学生で司法試験の受験を検討している方はぜひ参考にしてください。
それぞれの合格率について
予備試験ルート・法科大学院ルートのそれぞれの合格率について、2022年の予備試験合格者の司法試験合格率は97.5%です。これに対し、2022年の法科大学院修了者の全体合格率は、各法科大学院によって異なりますが40.6%となっており、予備試験合格者と比べて大幅に低いとされています。
予備試験は司法試験と同じぐらい難易度の高い試験とされており、予備試験の勉強をすることで司法試験の対策になることから、合格率が高いと言えるでしょう。
参照元:アガルート公式HP(https://www.agaroot.jp/shiho/column/pass-rate/)
予備試験ルートのメリット
法科大学院よりも費用面の負担が少ない
予備試験ルートのメリットとして、法科大学院よりも費用面の負担が少ないことが挙げられます。法科大学院を修了後司法試験を受験する場合、大学4年間の学費と法科大学院の学費を払う必要があり、かなりコストがかかると言えます。
それに対し、予備試験は大学に在学しながら予備校の受講費を支払うことになるため、法科大学院に行くよりもコストを抑えて受験することが可能です。予備校に通うコストは発生しますが、法科大学院に進学するよりは予算を抑えて受験することができるでしょう。
短期間で合格することができる
予備試験コースにおいて、短期間で司法試験受験のチャンスを得ることもメリットの一つです。法科大学院に進学する場合、大学に4年間通い、法科大学院に2年とだいたい6年ぐらいの期間が必要になります。
一方、予備試験に短期間で合格することで受験資格を得ることができ、最短で在学中に司法試験合格を目指せるなど、テンポよく受験できる可能性もあります。また、予備試験合格者の司法試験合格率はかなり高いこともメリットの一つです。
予備試験ルートのデメリット
予備試験ルートのデメリットとして、やはり合格のハードルが高いことが挙げられます。試験科目は短答試験・論文試験・口述試験と3種類あり、短答試験では8科目も必要で、論文は法律科目のほかに実務科目・一般教養も求められるなど、かなり科目の量が多くハードな試験になっています。
また、予備試験に合格しなければ司法試験を受験する資格を得ることができないことから、司法試験受験の確実性は低いとも言えるでしょう。予備試験に合格するためには、予備校の利用がほぼ必須になると考えていいと言えます。
予備試験ルートが向いている人
予備試験合格ルートが向いている人は、法科大学院に通う経済的な余裕や時間的な余裕がない人と言えます。予備試験は司法試験と同じぐらいの難易度であり、予備試験合格者は司法試験に有利だとされています。
予備試験合格者は司法試験の合格率も高く、最短ルートとも言われていることから、法曹を目指している人は予備試験を目指すのがメジャーとなっているため、どのような人でもおすすめです。
法科大学院ルートのメリット
修了すると司法試験の受験資格を得られる
法科大学院は、修了することで自動的に司法試験の受験資格を得ることができます。これは合格率が4%前後と言われている難易度の高い予備試験ルートに比べて、司法試験の受験資格を手に入れるハードルは低くなると言えます。修了するまではもちろん相応の勉強量が必要となりますが、専門家が司法試験合格、そしてその先の法曹の道で活躍できるようなカリキュラムを作成しているため、日々の勉強が司法試験の対策になることもメリットです。
参照元:MS Agent公式HP(https://www.jmsc.co.jp/knowhow/topics/11616.html)
学生や講師との距離が近く、繋がりが生まれる
法科大学院では、大学の法学部に比べて講師や学生との距離が近いのもメリットの一つです。法科大学院は少人数で授業が行われることが多く、講師と学生双方とコミュニケーションを取りながら授業がおこなわれることがほとんどです。そのため、質問や意見交換・情報交換がしやすいことがメリットと言えます。
また、教員のなかには実務家がいる場合も多く、モチベーションアップや在学中に法曹界への人脈を広げられることも期待できます。
法科大学院ルートのデメリット
法科大学院のデメリットとして、まずは学費が高いことが挙げられます。法科大学院では、国立の既修コースの2年間で約200万(税不明)、私立の未修コースの3年間で約450万円(税不明)とかなりの学費が発生し、自主教材や予備校に通う場合は更に費用が必要になるなど、どうしても金銭面での負担が大きくなります。
また、予備試験ルートに比べて、司法試験の受験資格を得るためには時間が必要になることや、合格率が低いこともデメリットとして挙げられます。
法科大学院ルートが向いている人
法科大学院ルートが向いている人は、法科大学院に通う経済的余裕と時間的余裕があり、3年以内に予備試験合格が確実でない人です。
法科大学院ルートでは、予備試験を合格しなくても法科大学院を修了することで受験資格を得ることができ、既修者で2年、未修者で3年あれば修了できるとされています。法科大学院で学ぶことで、法律の学習を深めることができ、また共に学ぶ仲間が近くにいる環境のため、そういった環境で勉強したい人におすすめです。
まとめ
法科大学院ルートか予備試験ルート、どちらがおすすめという点について、メリット・デメリットに触れながらまとめました。近年では、予備試験ルートで司法試験合格を目指すのが一般的になりつつあるようです。
予備試験ルートも決して簡単な道ではありませんが、司法試験の早期合格を目指すのであれば適していると言えるでしょう。法科大学院に進学するメリット、予備試験ルート双方のメリット・デメリットを踏まえて、自分に合ったルートを選択しましょう。
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