本気で合格したい人のための司法試験予備校メディア 『PASS FOUND』
本気で合格したい人のための司法試験予備校メディア 『PASS FOUND』 » 司法試験予備校・通信講座に関するQ&A » 高校生が司法試験合格する方法!予備試験に合格するポイントを解説

高校生が司法試験合格する方法!予備試験に合格するポイントを解説

高校生でも司法試験に合格することは可能です。実際に合格した例や合格するルートを紹介します。また高校生が予備試験に合格する確率や合格する方法などもまとめました。

高校生でも司法試験は合格できる

法務省によると2023年の司法試験予備試験の合格者は479人でした。最年少は16歳の高校生で、史上最も若い合格者となりました。

それ以前にも17歳、18歳で合格した例がありますが、最近では高校生での受験も増加傾向にあるようです。

司法試験予備試験とは、法科大学院を修了していなくても司法試験の受験資格が得られる制度であり、年齢制限はありません。

高校生であっても挑戦することができるだけでなく、実際に合格者も出ています。

高校生が司法試験に合格するルートは予備試験ルート

弁護士になるルートは大きく2つあります。1つは法科大学院ルートで、法科大学院を修了すれば受験資格を得られるもの。

もう1つが予備試験ルートで、最短2年9か月、20歳未満で弁護士になることができます。

参照元:PASS FOUND(https://www.pass-found.com/question/shortest.html)

高校生の予備試験の合格率は?

法務省の「司法試験予備試験の結果について」から、高校在学中の受験者数と合格率を見てみましょう。

試験実施年 高校在学中受験者数 合格者数 合格率
令和5(2023) 32 1 0.031%
令和4(2022) 37 1 0.027%
令和3(2021) 34 1 0.029%
令和2(2020) 28 1 0.0351%
令和元(2019) 21 0 0%
平成30(2018) 13 0 0%
平成29(2017) 18 1 0.055%
平成28(2016) 18 0 0%
平成27(2015) 12 0 0%
平成26(2014) 8 0 0%
参照元:法務省「司法試験保美試験の結果について」 (https://www.moj.go.jp/jinji/shihoushiken/jinji07_00027.html

このように、平成から令和にかけて高校在学中の受験者は明らかに増えており、令和になってからは合格率も上がっていることがわかります。

とはいえ、0.1%にも満たない合格率であり、難易度の高さを物語っています。

高校生が司法試験に合格する方法

高校生が司法試験に合格するには、予備試験に合格して司法試験に合格後、司法修習を受ける必要があります。

予備試験のスケジュールは、7月に短答式試験、9月に論文式試験、翌1月に口述試験があります。すべてに合格してはじめて司法試験受験資格が得られます。

以下、勉強のポイントを詳しく解説します。

予備試験「短答式試験」

憲法・行政法、民法、商法、民事訴訟法・刑法、刑事訴訟法の法律基本科目と、人文科学、社会科学、自然科学、英語の一般教養科目があります。

テストはマークシート式で合計得点で合否判定が行われます。

幅広い基本的な知識や理論を、正確に身につけることが重要です。

予備試験「論文式試験」

原理・原則の基本をどれだけ理解しているか試されます。出題内容は、憲法、行政法民法、商法、民事訴訟法、刑法、刑事訴訟法の法律基本科目と、民事訴訟実務、刑事訴訟実務及び放送倫理の法律実務基礎科目、さらには倒産法、租税法、経済法、知的財産法、労働法、環境法、国際公法、国際私法の中から1科目を選択し、各科目1題程度が出題されます。

出題形式は司法試験に似ているため、しっかり対策を練ってのぞみましょう。

予備試験「口述試験」

民事、刑事の法律実務基礎科目について、事案を与えられた上での口頭試験です。面接官と向かい合ってのテストとなるため、法知識があるだけでなく「どう伝えるか」が重要なポイントとなってきます。

緊張も加わるため人前で伝えることに慣れていないと合否を左右します。

口頭試問の練習・対策をしっかり行うことが大切です。

司法予備試験の内容を早く理解して超難関に挑戦しよう

高校生でも司法予備試験に合格することはできますが、合格率は0.05%以下の超難関です。勉強のポイントは、予備試験の内容を理解し、早くから対策を練っておくことでしょう。法科大学院へ行かなくても司法試験を受けられる最短ルートとして、高い目標に挑戦する高校生も増加傾向にあります。

当サイトでは、司法試験や予備試験の受験を検討中の方に向けて、複数の予備校や通信講座を選びやすくまとめています。ぜひ、あなたにぴったりの学習環境を見つけて、合格への一歩を踏み出してください。

合格を掴むために選ぶべき"課題別"
司法試験予備校・通信講座

国家試験の中でも最難関と言われる
司法試験予備試験は、綿密に学習計画を立てて
学習を進めることが欠かせません。
しかし、長い道のりの中で不安は当然つきもの。
そこで当サイトでは、数ある予備校・通信講座を
「学習の質」「継続性」「苦手対策」の3つの課題別に紹介します。

学習の質
が不安と課題なら
合格者の10人に9人が受講(※1)
伊藤塾
公式サイトキャプチャ

引用元:伊藤塾公式HP
(https://www.itojuku.co.jp/index.html)

選ぶべき理由
01
入門講座は全員現役の弁護士が担当、実務家としての感覚を養える
02
豊富な実績から得られるノウハウを講座に還元、正解のない論文試験で結果に差がつく
03
カウンセリングや添削など、充実したサポート制度で安心して学習に専念できる
こんな人におすすめ
  • 初めて司法試験に向けた学習を始める
  • 確実に一発合格を目指したい
  • 今の勉強方法にモヤモヤしている

(※1)2022年予備試験ルートからの司法試験合格者の約92%が伊藤塾有料講座受講生

苦手対策
が不安と課題なら
130以上の講座から選択可(※3)
BEXA
公式サイトキャプチャ

引用元:BEXA公式HP
(https://bexa.jp/)

選ぶべき理由
01
130以上の司法試験対策動画から、弱点克服のための講座をピンポイントで選んで対策できる
02
50人以上の講師陣がそれぞれ得意とする分野でオンリーワンな講座を展開
03
講師・教材・学習スタイルなど、講座の選び方が多様で痒い所に手が届く
こんな人におすすめ
  • 効率よく学習を進めたい
  • 得意と苦手を把握している
  • 苦手分野に強い講師を見つけたい

(※3)2023 年8月1日調査時点で、133の単科講座を提供している

継続できるか
が不安と課題なら
9割を超える学習継続率(※2)
アガルートアカデミー
公式サイトキャプチャ

引用元:アガルートアカデミー公式HP
(https://www.agaroot.jp/shiho/)

選ぶべき理由
01
オーダーメイドでカリキュラム設計が可能なので、 自分に合ったペースで学習を進められる
02
熱量の高い講師陣の中から、相性ぴったりな一人を自分で選べる
03
合格に向けて個別スケジュールと進捗をマンツーマンで徹底管理・指導
こんな人におすすめ
  • 挫折することなく学習を進めたい
  • プロ講師にカリキュラムを相談したい
  • 自己管理に自信がない

(※2)※2021年度合格目標マネージメントオプションの利用者350名のうち、328名がサービス終了まで利用

【選定基準】
Google「司法試験予備校」検索結果で表示された(2023 年8 月1 日時点)、司法試験予備校 通信講座10 社の内、
(※1)伊藤塾:合格実績が最も豊富且つ明確(2022 年司法試験合格者全人数1403 名の内、1132 名が伊藤塾有料講座受講生・2022年予備試験ルートからの司法試験合格者の約92%が伊藤塾有料講座受講生)なため選定。
(※2)アガルート:個別指導学習における実績(継続率93%)を唯一開示している(※2021年度合格目標マネージメントオプションの利用者350名のうち、328名がサービス終了まで利用)ため選定
(※3)BEXA:単科講座の数が最も豊富(133講座。2023 年8月1日時点)だったため選定