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司法試験における憲法の勉強法

「憲法」は他の法律に比べても抽象度が高く、苦手としている受験生が多くなっています。短答式試験と論文式試験、いずれも難易度が高くなっているため勉強法でお悩みの方も多いのではないでしょうか。ここでは特徴や勉強法について解説します。

憲法の試験の特徴

消去法が難しい

解答が選択式の試験は、ある程度の知識を備えておくことで消去法的な判断をすることが可能であり、解答の精度を上げることができます。しかし憲法に関しては選択肢の正誤を判断しなければならない問題が多いため、消去法で得点を稼ぐのが難しくなっています。

憲法適合性の判断が難しい

近年、憲法の試験において中心となっているテーマは「憲法適合性」です。これは特定の法律が憲法に適合しているか否かを弁護士の視点から論じる形式の問題で、関連する判例や異なる見解にも触れる必要があるためより多くの知識が求められます。重要になるのは結論が「合憲」か「違憲」かだけでなく、その結論に至るまでの過程を論理的かつ事実に基づいて説明することです。

短答式試験の傾向と勉強法

判例の知識が試される

憲法の短答式試験においてはすべての選択肢における正誤を判断することが求められる傾向にあります。そのためより多くの判例を知り知識として身に着けておく必要があり、正誤を正確に判断したうえで解答する必要があります。「判例の趣旨に照らして」と設問に記載されている問題は特に知識について確認されている問題です。細かい言い回しについても問われている問題ですので、句読点ごとに正誤を見極める必要があります。

判例への見解・理解が試される

知識のみならず判例に対する見解や理解が問われる問題も出題されます。これは例を挙げると「bの見解がaの見解の批判となっている場合」「bの見解がaの見解の根拠となっている場合」かどうかを答えさせるような問題のことをいいます。この設問に対して解答するためには単純に知識として知っているかどうかではなく、判例や学説の見解に対して批判や論拠となる考え方を理解しているかどうかが問われます。

学説に関する知識

さらに学説や条文について確認される問題、特に通説とされている見解に関する問題も出題されます。学説に関しては「芦部憲法」をきちんと読み込んでおくことが重要です。憲法の条文に関しては条文の素読をしておくとよいでしょう。「芦部憲法」は芦部信喜氏の著書「憲法」のことで、この見解が通説として扱われることが多いため、試験準備には必見です。選択肢にそのまま出題されることもあるので、しっかりチェックしておきましょう。

論文式試験の傾向と勉強法

答案の「型」を意識

憲法の論文式試験においては人権ごとにおける「答案の型」を意識することが重要とされています。再頻出論点である「経済的自由」であれば問題提起→人権保障の有無→人権制約の有無→違憲審査基準の定立→個別具体的検討→結論という流れになります。答案を決まった流れで書く事により採点者に伝わりやすくなるだけでなく、論点の漏れも防ぐことが期待できます。学習の際にも答案の型のどの部分にあたるのかを意識することでアウトプットに活かせる知識が身に付きます。

判例を特に意識する

憲法においてはある判例をもとにその限界を問う問題が出題されることが少なくありません。判例から考えれば当然違憲となる事例において合憲の結論をとる、もしくは判例から考えれば合憲の事例で違憲の結論を取る場合には、判例でどのような結論が取られており本件とどこが異なるのかを示さなければいけません。判例がどのような考慮・要素によって審査基準を定立しているか、各人権でどの基準を用いているのかを確認しておくとよいでしょう。

過去問演習を重ねる

これは司法試験に限らずですが、やはり実戦練習を重ねるという学習が最も合格に近づく手段と言っても過言ではありません。内容として全く同じ問題が出ることはなくとも出題の傾向や時間内に解答する練習ができますので、本番でもしっかりと身に着けた知識と実力が発揮できるようになるでしょう。さらに頻出論点などの傾向も把握することはできますので、どういった論点を押さえておくべきかを考えることが可能になり、限られた時間の中で効率的に学習を進めることができるでしょう。

信頼できる「講師」と切磋琢磨できる「仲間」を

司法試験は最難関試験に挙げられる試験の1つですから、信頼できる講師の授業を受けることができ、切磋できる仲間が周りにいる予備校で学習を進めることがおすすめです。このサイトではほかにもさまざまな勉強法も解説しているので、ぜひ参考にしてください。

また下記ページでは、司法試験や予備試験の受験を検討中の方に向けて、複数の予備校や通信講座を比較し、選びやすくまとめています。ぜひ、あなたにぴったりの学習環境を見つけて、合格への一歩を踏み出してください。

合格を掴むために選ぶべき"課題別"
司法試験予備校・通信講座

国家試験の中でも最難関と言われる
司法試験予備試験は、綿密に学習計画を立てて
学習を進めることが欠かせません。
しかし、長い道のりの中で不安は当然つきもの。
そこで当サイトでは、数ある予備校・通信講座を
「学習の質」「継続性」「苦手対策」の3つの課題別に紹介します。

学習の質
が不安と課題なら
合格者の10人に9人が受講(※1)
伊藤塾
公式サイトキャプチャ

引用元:伊藤塾公式HP
(https://www.itojuku.co.jp/index.html)

選ぶべき理由
01
入門講座は全員現役の弁護士が担当、実務家としての感覚を養える
02
豊富な実績から得られるノウハウを講座に還元、正解のない論文試験で結果に差がつく
03
カウンセリングや添削など、充実したサポート制度で安心して学習に専念できる
こんな人におすすめ
  • 初めて司法試験に向けた学習を始める
  • 確実に一発合格を目指したい
  • 今の勉強方法にモヤモヤしている

(※1)2022年予備試験ルートからの司法試験合格者の約92%が伊藤塾有料講座受講生

苦手対策
が不安と課題なら
130以上の講座から選択可(※3)
BEXA
公式サイトキャプチャ

引用元:BEXA公式HP
(https://bexa.jp/)

選ぶべき理由
01
130以上の司法試験対策動画から、弱点克服のための講座をピンポイントで選んで対策できる
02
50人以上の講師陣がそれぞれ得意とする分野でオンリーワンな講座を展開
03
講師・教材・学習スタイルなど、講座の選び方が多様で痒い所に手が届く
こんな人におすすめ
  • 効率よく学習を進めたい
  • 得意と苦手を把握している
  • 苦手分野に強い講師を見つけたい

(※3)2023 年8月1日調査時点で、133の単科講座を提供している

継続できるか
が不安と課題なら
9割を超える学習継続率(※2)
アガルートアカデミー
公式サイトキャプチャ

引用元:アガルートアカデミー公式HP
(https://www.agaroot.jp/shiho/)

選ぶべき理由
01
オーダーメイドでカリキュラム設計が可能なので、 自分に合ったペースで学習を進められる
02
熱量の高い講師陣の中から、相性ぴったりな一人を自分で選べる
03
合格に向けて個別スケジュールと進捗をマンツーマンで徹底管理・指導
こんな人におすすめ
  • 挫折することなく学習を進めたい
  • プロ講師にカリキュラムを相談したい
  • 自己管理に自信がない

(※2)※2021年度合格目標マネージメントオプションの利用者350名のうち、328名がサービス終了まで利用

【選定基準】
Google「司法試験予備校」検索結果で表示された(2023 年8 月1 日時点)、司法試験予備校 通信講座10 社の内、
(※1)伊藤塾:合格実績が最も豊富且つ明確(2022 年司法試験合格者全人数1403 名の内、1132 名が伊藤塾有料講座受講生・2022年予備試験ルートからの司法試験合格者の約92%が伊藤塾有料講座受講生)なため選定。
(※2)アガルート:個別指導学習における実績(継続率93%)を唯一開示している(※2021年度合格目標マネージメントオプションの利用者350名のうち、328名がサービス終了まで利用)ため選定
(※3)BEXA:単科講座の数が最も豊富(133講座。2023 年8月1日時点)だったため選定